2001.10.5

Color Difference Evaluation Using CRT Colors

Guihua Cui, M.Ronnier Luo, B.Rigg, Wei Li

Color Research and Application vol.26, num 5, oct, 2001
本論文ではCRTを用いたparametric effectの解析を行う. Parametric effectとは色表を提示する環境(サイズ, 枠, 色表間の間隔)により知覚される色差に変動が現れることをいう. このparametric effectに関連する研究は通常surfacecolor を用いて行われる. 従って評価対称がCRTのような光源色である場合に従来の結果と同じ結果が得られるとは限らない. さらに本研究では色差式の評価をCRTを用いて行っている. 色差式評価についてもCRTを用いた研究はなく, 従来とは異なる結果が得られる可能性がある. 色差式は色彩工学では不可欠な要素であり,本論文は非常に重要性の高い研究を扱っているといえる
(発表者:田村 信彦)

Rendering Pearlescent Appearance Based On Paint-Composition Modelling

Sergey Ershov, Konstantin Kolchin and Karol Myskowski
 
Computer Graphics Forum, 2001, vol. 20, no. 3, pp. 227-238(12)

ペイントレイヤー(塗料の層)を薄い仮想サブレイヤーの堆積に分解することに基づいた,真珠光沢塗料をモデリングする新しい手法を述べる.サブレイヤーは非常に薄く与えられるので,各サブレイヤー内部で多重拡散が無視できる.この仮定に基づいて,レイヤーをまとめる有効な再起的手法が展開される.そして,インタラクティブなスピードで塗料のBRDFを計算することができる.提案するペイントモデルは,マルチレイヤーの真珠光沢塗料および金属塗料の光学的特性と,それらの微細構造とが関係しているので,その構造に基づいた塗料の見えのインタラクティブな予測が可能となる.
(発表者:黒岩 貴宏)


2001.10.12

Red-green and blue-yellow mechanisms are matched in sensitivity

for temporal and spatial modulation

D.J. Mckeefry, I.J. Murray, J.J. Kulikowski

Vision Research 41 (2001) 245-255

人間の色知覚における時空間的特徴は同輝度の反対色r/g,b/y刺激を用いて説明される.色度感度は,過去の研究においても空間的,時間的周波数両方に対してローパスの働きをすることや,第三色覚異常による混乱はS錐体の機構によって説明がなされることが発見されている.本論文ではon-off,sinusoidal刺激を用いたr/g,b/y感度の測定実験を行い,人間の色知覚に対して比較検討を行っている.
(発表者:大石 慶太郎)

Fast and robust Fixed-Point Algorithms for Independent Component Analysis

Aapo Hyvarinen

IEEE Transactions on Neural Networks 10(3):626-634, 1999.

ICAは多次元観測ランダムベクトルをお互いにできるだけ統計的に独立である成分に変換するための統計的方法である.本論分では線形ICA用の2つの異なる手法:Commonの情報理論アプローチと投影追跡,を結合して用いる.現在行っているICAで使用している独立性の評価関数は尖度であるが,他の評価関数を導入し,精度の検証を行う.
(発表者:清水 秀人)

Image-Based Rendering of Diffuse, Specular and Glossy Surfaces From a Single Image

Samuel Boivin, Andre Gagalowicz

SIGGRAPH2001
 
この論文では3次元シーンの反射特性を近似する新しい方法を提案する.シーンの1枚の画像とそのシーンの3次元モデルを入力としてincrementalとhierarchicalのアルゴリズムで反復的にdiffuse,specular,isotropic,anisotropicな反射モデルのパラメータ推定し,視点や照明を変更したり仮想物体を中に挿入した画像を再現するといったことを可能にする
(発表者:頓所 一貴)



2001.10.19

A Preceptually-Based Texture Caching Algorithm for Hardware-Based Rendering

Reynald Dumont and Fabio Pellacini and James A.Ferwerda



ハードウェアベースのインタラクティブなレンダリングシステムの速度は ポリゴン描画能力とテクスチャマップ容量の両方に依存する. そこで本論文のアルゴリズムではシーンの重要な部分に動的により多くのメモリを割り当てることによって, 現在のハードウェアのリソースを最大限に活用する 新しいテクスチャキャッシングアルゴリズムを提案する. このアルゴリズムは人間の知覚に基づく尺度を使いテクスチャの視覚的重要度を評価している.
(発表者:池田 哲男)

Color Discrimination Results from a CRT Device:Influence of Luminance

M. Melgosa, M.M. Rerez, A EI Moraghi, E. Hita

Color Research and Application vol.24, num 1, Feb, 1999

この論文ではCRTを用いて二人の観測者から新しい色区別楕円を求める.主な目的として,CIE94色差モデルの明度成分の重み関数を検討する.ただし,いくつかの実験条件がCIE94色差モデルによって勧告された条件と異なる.それらは,CRTモニターを用いていること,視野角がより狭いことと観測時間が決められていることである.結果としては明度成分の重み関数を支持する結果となった.
(発表者:高瀬 紘一)

A Model for Colour Prediction of Halftoned Samples Incorporating Light Scattering and Ink Spreading

Patrick Emmel,Roger Dacid Hersch

Color Science,Systems and Applications,pp173-181,Nov16-19,1999,Scottsdale,Arizona,USA

従来,印刷画像の色予測に関して多くの研究がなされてきたが,その色予測モデルの多くは複雑である.本モデルでは行列を利用することにより光散乱,インク拡散などの物理的影響を単一のモデルを用いて記述する.また,そのモデルを用いてink-jetプリンタで印刷した紙サンプルの色予測を行う. 本モデルはKubelka-Munkモデル,Saunderson修正式による表面反射修正,支持体における光散乱,インク拡散の影響を見事に分離しており,非常に明快なモデルである.なお,光散乱のモデルは確率論的アプローチであり,インク拡散のモデルには高解像度格子によるシミュレーションを用いている.
(発表者:山下 潤)



2001.10.26

On differential variability of expression ratios:Improving statistical inference about gene expression changes from microarray data

M.A.Newton, C.M.Kendziorski, C.S.Richmond, F.R.Blattner, and K.W. Tsui



比較するスポットの蛍光強度の変化によって遺伝子発現を測っている.これまで の手法では比較するスポットの比(R/G)をとることで判断していた.この論文では ガンマ分布を用いて,統計学的なアプローチで発現解析を行っている.
(発表者:松田 岳博)

Engineering observations from spatiovelocity and spatiotemporal visual model

Scott Daly

SPIE vol.3299 January 1998

網膜速度の関数として視覚の空間感度の範囲のモデルの研究が今までになされてきたが,この論文での空間的速度のコントラスト感度関数(CSF)モデルは3種類の眼球運動が与える影響にまで拡張している.また,実世界における動作を考慮におくために,測定には進行波を用い,さまざまなディスプレイ状態におけるCSFを測定し,検討している.

(発表者:石井 和彦)

Optical imaging of hemoglobin distribution in human skin

Manami Kobayashi, Yasunobu Ito, Naofumi Sakauchi, Ichiro Oda, Ikuo Konishi and Yoshio Tsunazawa


 我々は,人間の肌の末梢循環における酸素供給を評価する新しい4波長光学画像装置を開発した.その装置は,CCDによって人間の肌から反射光を測定し,ヘモグロビン分布の図を表示するものである.本論文では,原理・システムの外形・人間の足を使った静脈・動脈閉塞中,閉塞後における性能テストについて述べられている.取得画像は血流による肌の酸素量の局所的な変化をはっきりと示した.

Melanin and blood concentration in human skin studied by multiple regression analysis: experiments

Shimada, M.; Yamada, Y.; Itoh, M.; Yatagai, T.

Physics in Medicine and Biology, 2001, vol. 46, no. 9, pp. 2385-2396

Melanin and blood concentration in a human skin model studied by multiple regression analysis: assessment by Monte Carlo simulation

Shimada, M.; Yamada, Y.; Itoh, M.; Yatagai, T.

Physics in Medicine and Biology, 2001, vol. 46, no. 9, pp. 2397-2406

(発表者:奥山 真寛)



2001.11.1 AM 9:00〜

Spectral imaging system for non-contact colour measurement

N.Brown, J.Peng, M.R.Jackson, R.M.Parkin

2 November 2000

この論文では非接触型の測色システムを提唱している.このシステムではカラーサンプルとモノクロCCDカメラの間にImspectorと呼ばれる平面分光装置を置くことで,サンプルの平面分光を可能にする.論文ではこのシステムを制御するsoftwareの説明,さらには今までのシステムとの比較も行っている.

(発表者:多賀谷 昌志)

Color constancy measurements for synthetic image generation

Bei Tang, Guillermo Sapiro, Vicent Caselles

IEEE Transactions on image processing,Vol.10, No.5, May 2001

さまざまな状況のもとに色恒常性を解明することは,色順応の解明を意味する.色恒常性のモデルは多く存在するが,ここでは人間の視覚特性を最も考慮したRetinexモデルを用いて合成画像を処理し,色順応に対する評価を行う.既存の評価システムは主観的要素を多く含むため,その評価が有効であるとは言い切れない.そこで色差という物理的な量を用いて評価し,Retinexモデルが色順応に対して有効であることを示す.

(発表者:竹松 祐紀)

Imaging Colorimetry Using a Digital Camera

Wencheng Wu,Jan P.Allebach,Mostafa Analoui

Journal of Imaging Science and Technology 44:267-279(2000)

ディジタルカメラを用いた測色システムについて検討する.このシステムはディジタルカメラとカラーフィルターのセットから成り立っており,RGBの出力より任意の再現光源におけるXYZ刺激値を推定できる.本論文ではmodel-based system とregression-based systemという二つの手法を考案し,一般的な色票と,特殊な色票として歯についての色差を評価する.

(発表者:藤牧 達彦)



2001.11.9

Simulation of Optical dot gain in multichromatic Tone Production

Li yang, Sasan Gooran and Bjorn Kruse

Institute of Science and Technology, Linkoping University Norrkoping,Sweden

この論文はmulti-chromatic tone 再現においてドットの形にたいして光学ドットゲインの効果とドットが重ねたときに対して光学ドットゲインを理論とsimulationで説明している.

(発表者:金 鍾泌)

A Comparison of Two Image Quality Models

Bei Li, Gary W. Meyer and R. Victor Klassen



近年,たくさんの画質評価用の視覚モデルが提案されたが,それらを比較する研究がなされなかった.この論文は画質モデリング研究において,代表となる二つの画質評価モデル,Daly Visible Differences Predictor 及び SarnoffVisual Discrimination Model,を比較し,二つモデルの相似相違,また各手法の重要な利点について述べた.

(発表者:柏 潔)



2001.11.16

Halftoning via Direct Binary Search using a Hard Circular DotOverlap Model

Farhan A. Baqai, Christopher C. Taylor and Jan P. Allebach

Journal of Optical Society of America, 1996

The direct binary search algorithm is a powerful heuristic for generatinghigh quality halftone images that account for the characteristics of boththe output device and viewer. With a hard circular dot overlap model, ityields enhanced detail rendition, suppression of aliasing artifacts, andimproved tonal gradation in shadow areas.

(発表者:Chawan Koopipat)

Computer-Generated Watercolor

Cassidy J. Curtis Sean E. Anderson Joshua E. Seims Kurt W. Fleische David H. Salesin

SIGGRAPH '97

本論文では,水彩絵の具の様々な芸術的な影響について述べ,どのように自動的にそれらをシミュレーションすることができるかを示す.提案する水彩絵の具モデルは,順序付けた薄膜セットに基づいており,それらは,薄い水の流体シミュレーションを使用して独立に作成した.重なった薄膜の光学的な効果をシミュレーションするために,Kubelka-Munkの合成理論を用いた.3つの異なるアプリケーション(水彩絵の具の相互作用の部分,自動"水彩絵の具"画像描画手法,非写実的な3次元風景のレンダリングのメカニズム)において,Computer-Generated Watercolorがどのように用いられるのかを示している.

(発表者:高橋 耕生)

Image Reproduction under an arbitrary Angle of Illumination using polarized Light


The objective is to reproduce an image under an arbitrary angle of illumination when image data is only available for a certain number of illumination angles. For this purpose, I try to separate the specular from the diffuse component for each pixel by applying polarizing filters in front of the light source and the camera. In theory, specular reflection maintains the polarity of the incident light, whereas diffuse reflection is not polarized due to the random process of light scattering. Thus, in theory, when the two pictures are compared, the diffuse component should stay the same, whereas the specular component will be present, if the filters have the same orientation and not present, if they have reversed orientation.

(発表者:Susanne Godtmann)


2001.11.30

Topography and reflectance analysis of paper surfaces using a photometric stereo method

Peter Hansson and Per-Ake Johansson

Optical Engineering, Vol.39, No.9, pp.2555-2561 (2000)

本論文では,照度差ステレオ法を用いて印刷面の表面形状と反射率を高速に計測するシステムを提案する.サンプルにp偏光の光を照射し,検光子を備えたCCDカメラでs偏光成分を取り込むことにより,バルク散乱光のみを選択的に検出した.サンプルの左右に配置した光源で照射したときに得られる2枚の画像から,光の照射方向に対するサンプルの表面要素の傾きを決定し,積分することにより表面形状を算出した.また2枚の画像の和と光の入射角から反射率を求めた.数種類の表面コーティング紙をサンプルに用いて表面形状を計測したところ,走査型の計測システムの測定結果と高い相関が得られた.

(発表者:赤尾 佳則)

Diffuse-reflectance model for smooth dielectric surfaces

Lawrence B. Wolff

J. Opt. Soc. Am. A/Vol.11, No.11/November 1994

表面がなめらかな不均質誘電体からの内部反射光を入射,視点方向の関数として予測 するモデルを示す.入射光と内部散乱光が空気と誘電体表面との境界でFresnel attenuationとSnell refractionによって受ける影響を考慮する.入射角によっては Lambertianから大きくずれる実例とともに提案手法の評価を行う.

(発表者:村上 紘子)

デジタルスチルカメラと画像圧縮


画像圧縮として広く用いられているJPEGのデジタルスチルカメラへの応用例に ついての紹介と、次世代画像圧縮方式として今年国際標準規格に制定された JPEG2000の紹介

(発表者:国場(Nikon))


2001.12.7

Digital multitoning with overmodulation for smooth texture transition

Qing Yu,Kevin J.Parker,Kevin Spaulding,Rodney Miller

Journal of Electronic Imaging(July 1999)

Multilevel halftoning(multitoning)は2値halftoningの拡張である.中間階調の表現は2階調以上つまり,黒や白やひとつもしくはそれ以上のグレイの空間分布によって作られる.この論文では,一般的なmultitoningのアプローチと今まで提案されてきたアプローチの両方に対してstochastic screen ditheringに使うことで研究を行った.人の視覚モデルは両方のアルゴリズムに対してperceived halftone errorを測定するのに使われる.プリンタの中間階調付近のグレイレベルでそれぞれのアルゴリズムの性能が比較した.この研究の基本として,新しくovermodulation algorithmが提案する.新しいmultitone出力は入力に関して大体保存するが,新しいアルゴリズムではほとんど加算的な計算を必要としない.また,この単純なovermodulation方式では望ましいハーフトーンパターンのために中間出力レベルの周辺でドットパターンを操作することができることを示す.この新しい理論体系のための最適な出力レベルの選択やインクジェットプリントのシミュレーションに関するアプリケーションもまた報告する.

(発表者:関根 寿人)

Adaptive-neighborhood histogram equalization of color images

Vasile Buzuloiu,Mihai Ciuc

Journal of Electronic Imaging 10(2), 445-459 (April 2001)

本論文では,以前に発表したもののさらなる応用法として,画質改善の一手法として 三次元HEアルゴリズム(Histogram Equalization)を提案している.従来のグレイス ケールでのHEアルゴリズムをカラー画像に適用するために,Seedと呼ばれる注目画素 の近傍領域からAdaptiveな領域を検出し,HEアルゴリズムを適用している.この手法 の目的として’人間の目に適した手法’を提案する.

(発表者:大石 誠)

Visual Acuity Modeling Using Optical Raytracing of Shematic Eyes

John E.Greivenkamp et al

American Journal of Ophthalmology 1995 vol.120 no.2 p.227-240

本論分では,目の光学特性の変化に対する視覚能力の変化を予測する手法を提案している. 眼球の光学感度(optical acuity)の計算には,レイトレーシングを用いる. 簡略化した眼を仮定し,そのPSFを入射する光線の伝達を追跡する事で求める. また視感度(visual acuity)を予測するため,スタイルス−クロフォード効果や網膜−脳の影響も導入する. 計算結果と医学的な実験結果と比較した所,高い相関が見られた.

(発表者:鈴木 健太郎)


2001.12.14

Three-dimentional gamut mapping using various color difference formulae and color spaces

Naoya Katoh, Masahiko Ito, Shin Ohno

Journal of Electronic Imaging Vol.8 No.4 pp.365-379 (1999)

過去の色域圧縮(Gamut Mapping)では原画像の明度と色相を保持して彩度を圧縮する一次元的方法が多く研究された.現在,色相のみを保持して明度と彩度を圧縮する二次元方法が多く研究されている.さらに,わずかではあるが明度,色相,彩度の全てを圧縮する三次元方法が提案されている.本論分ではclippingによる色域圧縮を三次元的に適用し,色空間と色差式(clippingの評価関数)の様々な組み合わせをテストしている.

(発表者:石井 融)

Polarized Light Scattering Spectroscopy for Quantitative Measurement of Epithelial Cellular Structures In Situ

Vadim Backman, Rajan Gurjar, Kamran Badizadegan et al.

IEEE Journal of Selected Topics in Quantum Electronics, Vol.5, No.4, July/August 1999 (pp.1019-1026)

細胞の構造情報を取得することは,ガンの予兆や初期ガンなどの細胞の変化を観測するのに有用であり,病理学の分野などにおいて大きな関心を集めている.そこで,本論文では 偏光を伴う光散乱分光器を用いて,生きている上皮細胞の構造情報を”in situ”において得るための手法を提案し,様々な実験・解析を通して”ガン細胞”と”正常細胞”における核のサイズ分布の相違などを確認している.さらに,MIE散乱理論により得られる予測値との比較・検証を行い,このシステム(計測に関する光学系など)の将来的な可能性を示唆している.

(発表者:堀井 恒文)

Surface Reflectance Estimation and Natural Illumination Statistics

R.O. Dror, E.H. Adelson, and A.S. Willsky

Proceedings of the Second International Workshop on Statistical and Computational Theories of Vision at ICCV, Vancouver, CA, July 2001

金属やプラスチック,紙などの光学的反射特性を,人間は照明光源の知識なしに区別することができる.本論文では,同様の認識処理を自動的に行うmachine vision systemを構築することを目的としている.各材質の画像から反射成分の特徴となる統計値を抽出し,それらに基づいた分類を行うアルゴリズムを提案する.

(発表者:千葉 玲子)

2001.12.21

Multichannel Spectral Imaging System for Measurements with the Highest Signal-to-Noise Ratio

Akiko Hirai, Machiko Hashimoto, Kazuyoshi Itoh and Yoshiki Ichioka Graduate School of Engineering, Osaka Universit

OPTICAL REVIEW Vol4, No.2(1997) 334-341

本論文ではダイクロックミラーを用いた走査不要なマルチバンドカメラを提唱している.ダイクロックミラーを用いることで高いSNR比のシステムを構成し,モジュールを試作している.システム設計に進化戦略アルゴリズムを用いることで計算不可能な多バンド時における設計の準最適化を行っている.またノイズ特性についても考察を行い,他の走査不要マルチバンドカメラシステムとの比較を行っている.

(発表者:中尾 大輔)

A Morphable Model For The Synthesis Of 3D Faces

Volker Blanz, Thomas Vetter

SIGGRAPH'99 Conference Proceedings

本論文は3次元的な顔画像のModelingとTextureの新たな技術を紹介する.一枚の画像または数枚の画像から自動的に3次元的な顔画像が生成され,また直感的なUser InterfaceからModel化される.顔Modelingが2つの問題があって,一つ目は新たな顔画像または3D顔Modelが自動的に計算や記録され,二つ目は自然的な顔のように調整する. 3D顔Modelのexample setのShapeとTextureをVector spaceに変換することによって,morphable顔Modelを導く.新たな顔や表情はPrototypesの線形結合でModel化される.

(発表者:DANG MINH NGUYEN)